アニメおさるのジョージで英語学習 シーズン1 第21話 Water to duck アヒルさん、いらっしゃい


 

シーズン1 第21話 Water to duck アヒルさん、いらっしゃい

 

“duck”は「カモ」であり「アヒル」両方なんですね。カモを食用に品種改良したのが白い毛のアヒルのようです。ここで登場するのは毛に色がありしっかり空を飛ぶ「カモ」ですが、題名ではなじみのある「アヒル」という言葉を使っていますね。

 

ナレーター:The Man with the Yellow Hat always said the same thing about rainy days in the country.

黄色い帽子のおじさんは田舎で雨のときはいつもこう言います。

 

テッド : This is great weather for ducks. カモには最高の天気だね。

 

ナレーター:And when the rain stopped, it was great weather for monkeys! Mud that sounded like a duck when he squished it. Yes, it was... Duck mud. He knew he didn’t squish that quack out. He had discovered Self-Quacking Duck Mud! Okay, it wasn’t Duck Mud. There were real ducks.

そして雨が止んだらサルにとって最高の天気です。ジョージがぐしゃっと泥を掴むと、その泥からカモの鳴き声のような音がしました。そうです、これは... カモの泥です。自分がカモの鳴き声のような音を出していたのではありません。「勝手に鳴くカモの泥」を発見したのです。あぁ、そうではありませんでした。本当のカモがいたんです。 

 

・squish:グシャッとつぶす、びしゃびしゃと音を立てる

・quack:〈アヒルなどが〉ガーガー鳴く

 

テッド : Puddle Ducks! See, George, I told you it was great weather for ducks. You’re gonna be busy, George. Have fun.

カモの水たまりだ。ほらジョージ言っただろう。アヒルには最高の天気だって。忙しくなるね、ジョージ。楽しんでおいで。

 

ナレーター:Jumpy Squirrel suddenly became aware of two things, the rain had stopped and that hairy duck looked familiar.

りすのジャンピーは急に二つのことに気づきました。雨が止んだことと、あの毛深いカモは見たことがある、ということです。

 

※ squirrelは発音が難しいですね。大事なことは1シラブルであるということ。jumpyは形容詞で「神経質な、飛び跳ねる」といった意味がありますがここでは「ジャンピー」というリス名前ですね。

 

ナレーター:Jumpy Squirrel usually jumped away from anything new. Peeking Duck was the same way. Maybe that’s why they became good friends instantly. George played by the puddle all day. He even had ducks in his dreams.

ジャンピーは普段は新しいものとは距離をとります。覗いているカモも同じでした。だからか、彼らはすぐに仲良しになりました。ジョージは1日中水たまりのそばで遊びました。夢の中にさえカモが出てきました。

 

テッド : I always knew you were meant to be duck! Have a nice flight!

お前はいつかカモになるとずっと思ってたよ。楽しんでおいで。

 

・ be meant to be : ~になるべきである、~になることになっている

 

ナレーター:For centuries people have wondered what squirrels dream about. The next morning, George raced out for another day with Puddle Ducks! Something was wrong. The puddle was smaller. A lot smaller.

何世紀もの間、人はリスがどんな夢を見ているのだろうと思ってきました。次の朝、ジョージはカモのもとへ急いで出かけました。何か変です。水たまりが小さくなっています。ずっと小さく。

 

テッド : George? Wow, that puddle sure shrunk. Well, puddle soak into the ground. They don’t last forever. Ducks go where there’s plenty of water. When the water’s gone, they’ll leave. It’s just what ducks do. 

ジョージ?わぁ、確かに水たまりが小さくなってるね。あぁ、水たまりの水は土にしみ込んでいくよ。ずっとある訳じゃないんだ。カモは水がたくさんあるところへ行く。水がなくなれば彼らも行ってしまう。それがカモなんだ。

 

テッド : You wanna come with me to mend fences at the Renkins? Or play with the ducks before they go? Okay. I won’t be too long.

レンキンスさんの家のフェンスの修理に一緒に来る?それとも彼らが行ってしまう前に彼らと遊ぶ?分かった、そんなに長くはならないよ。

 

ナレーター:When the water was gone, there’d be no more ducks. And there was nothing George could do about it. Nothing he could do? If ducks wanted water, then water they would have!

水がなくなればカモもいなくなってしまう。しかしジョージにできることはありません。できることはない?カモが水を必要としているなら、水をあげれば!

 

ビル : Hey, George! やぁ、ジョージ。

 

ナレーター:Maybe that puddle water was soaking into the ground, but the water in George’s pool wasn’t. And if the water didn’t go away, neither would the ducks! All he had to do was bring it to them! 

水たまりの水は土にしみ込むかもしれませんが、ジョージのプールの水は違います。水がなくならなければ、カモもいなくなりません!やることはこれを彼らのところに持って行くだけです。

 

・「持ってくる」ではない!動詞”bring”のイメージとは?

 

ナレーター:At the rate ducks were abandoning the puddle, they would all be gone very soon. 

この調子でカモが水たまりを離れていくと、すぐにみんないなくなってしまいます。

 

・abandon:捨てる、見捨てる、捨て去る

 

ナレーター:How could this be hard? George remembered carrying this same pool at the beginning of summer before it had water in it. Water! He forgot to refill it. George found out the hard way that the hose was too short. Maybe it didn’t have to reach. He could spray it from here.

どうしてこんなに大変なんだろう?夏の始めにこのプールを運んだことを思い出しました、水を入れる前に。水です!水を入れるのを忘れていました。ホースが短すぎて上手くいきません。届かせる必要はありません。ここから水を飛ばせます。

 

・ hoseの発音は「ホース」ではなく「ホウズ」に近いですね。

 

ナレーター:George knew they were down to only a duck and a half. He had to get water up that hill somehow. He needed something that held water but was smaller than a pail. This was going to take a few trips. George knew he couldn’t fill the pool in time. It was over.

カモは残り1匹と子供だけです。なんとかして水を丘の上にやらなくてはいけません。バケツより小さくて水を運べるものが必要です。これでは何回も往復することになります。時間までにプールをいっぱいにすることができないでしょう。時間切れです。

 

ビル : George, I saw you running up and down. What are you doing, trying to fill a pool one cup at a time? Hah. City Kids. There are proper ways to carry water. I’ll show ya.  

ジョージ、上がったり下がったりするのを見ていたよ。何をしているの?コップでプールをいっぱいにしようとしているの?都会っ子だなぁ。水を運ぶ正しい方法があるんだよ。教えてあげるね。

 

・ “There are proper ways to~” はビルの決まり文句で他の回でもよく出てきますね。

 

ビル : Stop there or it’ll be too heavy. While I carry one up, you fill the other one halfway. This is called a Bucket Brigade. All done. Come on up!

ここで止める、そうしないと重くなり過ぎちゃうからね。僕が上に運ぶ間に、もう一つを半分まで入れておいて。これをバケツリレーって言うんだ。よし完了。上がっておいで!

 

・brigade:団体、隊、組

 

ナレーター:George’s idea worked. A happy ending for ducks and duck lovers.

ジョージのアイデアは上手くいきました。カモにもカモ好きにもハッピーエンドです。

  

ビル : This is way too close to the edge. I’ll pull it back.  端に近すぎるなぁ。後ろに引くね。

 

ナレーター:At that moment Jumpy remembered why he always stayed in trees.

そのときジャンピーはなぜいつも木の上にいるのか思い出しました。

 

テッド : George, is that y... Oh, my hat!  ジョージ、あれは、、、なんてことだ!

 

ビル : You know, there’s a proper method for mop squeezing.

あのね、モップの絞り方には正しい方法があるんだよ。

 

テッド : Yup, I know, Bill. George, I wanna remind you. Those docks are here temporarily.

あぁ、知っているよ、ビル。ジョージ、いいかい。カモがここにいるのはとりあえずだよ。

 

ナレーター:George wondered exactly how long he could make temporarily last.

ジョージは、「とりあえず」はいつまで延ばせるんだろう、と思いました。

 

 ※  日本語の訳はDVDの字幕を参考にしていますが、より英語本来のイメージが伝わるように自分なりに訳したものです。そのためより直訳に近く、日本語として不自然な部分があると思いますがご了承ください。 

 

 

「おさるのジョージ」での英語学習についてはこりらも

 

「おさるのジョージで英語学習!有効的な学習法とは?」(E BRIT)

 

「おさるのジョージで生きた英語。好奇心は80年続く!」(Native Camp. Blog)

レッスン直後の生徒の感想 

「気持ち悪いくらい英語が聞こえます(笑)」30代女性 TOEIC780点

 

「凄い!(英語の聞こえ方が)本当に変わりました!」

30代男性 医師 6か月の滞在経験ありの生徒

 

ICU高校3年生の生徒


 

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