アニメおさるのジョージで英語学習 シーズン1 第2話 From Scratch 名探偵ジョージ

 

「TOEICの聞こえ方が突然変わった瞬間」について

(30代女性、TOEIC800点台)

 

ブログの「スクリプト・おさるのジョージ」 内にシーズン1の第1話から順番にスクリプトをアップしています!

 

第2話は舞台が都会になっています。都会の生活での主な登場人物である、ピスケッティさん、ネッティさん、ネコのニョッキが登場しています。ピスケッティさん、ネッティさんはイタリア語なまりの英語ですが「R」の発音のクセさえわかれば以外に聞きやすいと思います。ときどきイタリア語もしゃべっていますね。

   

 

シーズン1 第2話 From Scratch 名探偵ジョージ  

 

 

テッド : What's going on? (どうしたんですか?)

 

ピスケッティ : Mio caro Gnocchi... She has been sneaking into the main room and scratching up the sheets. It's a disastro. 

 

(私のかわいいニョッキが... 彼女が部屋に忍び込んでシーツを引っ掻いてしまうんだ。ひどいことだよ。)

 mio : イタリア語で「私の」

  caro : イタリア語で「親愛なる」

  disastro : イタリア語で「災害」

 

ピスケッティ : You see? Look what she has done. Can you believe a little gatto, a sweet little kitty, could do such damage? I must ban Gnocchi from the ristorante.

 

(ほら、彼女がやったことを見て。小さなかわいい子猫がこんな傷をつけるなんて信じられる?ニョッキがレストランに入るのを禁止しないといけないんだ。)

gatto イタリア語で「ネコ」

 

テッド : Oh well. We saw the house you built her. It's very nice.

 

(なるほど。彼女に作ってあげた家を見たよ。とても立派ですね。)

 

ピスケッティ : Gratsi. I plan to add a second story. Oh, that is Gnocchi. She wants to come in. I feel terrible.

(ありがとう。2階も作ろうと思っているんだ。あぁ、ニョッキだ。中に入りたがっている。ひどい気持ちだよ。)

 

ネッティ : She only wants to come in because you say she cannot. Typical cat. This kitchen is in torment. I suspect there will be no cannoli until this problem is solved. Hey-hey-hey! Back outside.

 

(彼女はダメってあなたが言うから中に入りたがっているだけよ。いかにもネコって感じだわ。このレストランは困っているの。この問題が解決するまではカンノーリは出ないと思うわ。こらこら、外に戻りなさい。)

 

 

ナレーター : At the museum, George was too distracted to concentrate.

 

(博物館でジョージは気が散って集中できませんでした。)

 

テッド : Ah, Professor Wiseman. (やぁ、ワイズマン博士。)

 

ワイズマン博士 : Hey Guys! Welcome to may new exhibit. It's called, "How Great Scientists Got Their great ideas.” These are portraits of some great scientists. Isaac Newton, Benjamin Franklin, Marie Curie... 

 

(みんな、新しい展示会にようこそ。これは「偉大な科学者はどうやってすばらしいアイデアを思いついたのか?」と名付けられました。これらは何人かの偉大な科学者の肖像画です。アイザックニュートン、ベンジャミンフランクリン、マリーキュリー...)

 

テッド : And, Albert Einstein! (そしてアルバートアインシュタイン!)

 

ワイズマン博士 : Once you think like a scientist, George. You can solve almost any problem.

 

(ジョージ、科学者のように考えればほとんどの問題は解決できるわよ。)

 

ナレーター : George had a problem. He wanted Cannoli.

 

(ジョージには問題がありました。カンノーリが食べたかったのです。)

 

ワイズマン博士 : You know scientists think about problems and get ideas to solve them. They observe, then collect information. 

 

(科学者は問題について考え、解決するためのアイデアを手にいれます。)

 

ワイズマン博士 : And if that information doesn't help solve their problem, they observe more and get a different idea. Oh, dear. Excuse me. Young man, get down from there.

 

(そしてもしその情報が問題の解決に役立たないときには、さらに観察し他のアイデアを考えます。まぁ、すみません。坊や、そこから降りて。)

 

ナレーター : George wondered what great scientists would do if they were monkeys who had no cannoli because Gnocchi had scratched the booths.

 

(ジョージは偉大な科学者たちがもしサルでニョッキが席を引っ掻くことが原因でカンノーリが食べられないとしたらどうするか、を考えました。)

 

科学者: I say, do we know for certain that she did it, like the chef believes?

 

(ねぇ、シェフが信じているように、彼女がやったっていうのは確かなの?)

 

科学者: You must think about what you observed. (よく見たことについて考えなくてはだめだよ。)

 

ナレーター : George did see Gnocchi scratch the door. But could she have scratched the booth too?

 

(ジョージはニョッキがドアを引っ掻くのは見ました。しかし席も引っ掻いたのでしょうか?)

 

科学者: What you observed does not support the chef's idea about Gnocchi making the scratches.

 

(君の観察したことはニョッキが傷をつけたというシェフの考えを支持するものではないね。)

 

ナレーター : If George could prove Gnocchi was innocent, Chef Pisghetti would be happy. And George would have cannoli.

 

(もしジョージがニョッキはやっていない、という事を証明できればピスケッティさんは嬉しいでしょう。そしてジョージはカンノーリが食べられます。)

 

科学者: Ooh, I love cannoli. (カンノーリは大好きだよ。)

 

ナレーター : George had to observe more. 

 

(ジョージはさらに観察しなくてはいけませんでした。)

  

ピスケッティ : Giorgio! What are you doing in here? (ジョージ!ここで何をしているんだい?)

 

男性 : They know him. He's not a monkey. (彼のことを知っている。彼はサルじゃないんだ。)

 

男性 : That guy was so wrong. (あの男性は間違っていたんだ。)

 

ナレーター : George showed them what he'd discovered. (ジョージは彼らに発見したことを見せました。)

 

ピスケッティ : Ooo, Giorgio, I love this kid. You have proven Gnocchi is innocent! I'm so happy. I'm gonna make two trays of cannoli. Exactly cannoli for everyone on the house!

 

(おお、ジョージ。大好きだよ。ニョッキはやっていないと証明してくれたんだね!嬉しいよ。カンノーリを2皿作るよ。レストランにいる全員分だ!)

 

ナレーター : Making enough cannoli for everyone was exhausting. Because, though George thought like a scientist, he ate like a monkey.

 

(全員分のカンノーリを作るのは大変でした。なぜならジョージは科学者のように考えますが、サルのように食べるからです。)

 

 

 

※  日本語の訳はDVDの字幕を参考にしていますが、より英語本来のイメージが伝わるように自分なりに訳したものです。そのためより直訳に近く、日本語として不自然な部分があると思いますがご了承ください。 

  


 

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