ブログの「スクリプト・おさるのジョージ」 内にシーズン2の第1話から順番にスクリプトをアップしています!
シーズン2は全部で40話ありますが、1週間に1本くらいのペースでアップできればと思っています。
おさるのジョージのお話の中でもかなり盛大に、ジョージがやらかしてしまった回ではないでしょうか?ジョージが一人で水道管を確認するシーンは恐怖です。でもトラブルを自分の力で解決しようとする姿勢は見習いたいですね(笑)。
シーズン2 第19話 Curious George, Plumber's Helper 洪水だぁー
青字はYouTube内に出てくるセリフです
ナレーター : George had grown tired of the same old bathtub frog and boat races. He needed new tub toys.
(ジョージはずっと同じカエルやボートのレースに飽きてしまいました。新しいお風呂のおもちゃが必要です。)
テッド : Done with your bath, George? Well, then please get back in the tub. You’re puddling.
(お風呂は終わった?じゃあお風呂にもどって。水たまりができてるよ。)
ナレーター : This was George’s box of stray stuff, none of which had ever been played with in the tub. None of this stuff made for exhilarating monkey tub action. This disappointing bath was over. Some of the stuff was moving on its own! These were good tub toys!
(これはバラバラになってしまったものの箱です、お風呂で遊んだことはありません。どれでもお風呂は楽しくなりません。つまらないお風呂は終わりです。いくつかのおもちゃが勝手に動きました。これは楽しいおもちゃです。)
※ make for~ : ~になる、~に向かう makeのイメージは「思った通りに形を変える」forは向かう目標のイメージですね。
ナレーター : George wasn’t sure how to get all that fun stuff out of the drain. It went down with the water, so, logically, if he added more water, it should all float back up.
(ジョージはどうしたら排水管からおもちゃを取り出せるかわかりませんでした。水とともに流れて行ってしまいました、だとしたらつまり、水をためれば浮いて戻ってくるはずです。)
※ logicallyはすぐに「論理的に」という日本語の訳をあてはめがちですが、では「論理的に」とはどういうことか、と考えてみることも大事かと思います。つまり訳の日本語をよく分かっていないっていうこともよくあるんですね。ここでは「つまり」という日本語を当ててみました。
テッド : Oh boy. Just a second, George. Water’s backing up into the sink and I don’t know why. In the bathroom, too? Oh, no. I’d better call the plumber.
(あぁ、なんてことだ。ジョージ、ちょっと待って。水がシンクに逆流していてどうしたらいいか分からないよ。お風呂もかい?あぁ、水道屋さんを呼ばなきゃ。)
ナレーター : George liked it when Mr.Auger, the plumber, came over. He had the best tool box George had ever seen.
(ジョージは配管工のアーガーさんが大好きです。ジョージがこれまでに見た中で最高の工具箱を持っています。)
※ everは「どの時のどの点においても」です。けっして「これまで」に限る訳ではないんですね。
ドアマン : Good to see you again, Auger. (アーガーさん、また会えて嬉しいです。)
アーガー : Is it? No one calls the plumber until there’s trouble. Just once it would be nice if someone called to say, “Come over and have a cookie.”
(そう?トラブルがなければ誰も配管工には電話してきませんね。1度でいいから誰かこう電話をくれたら、「クッキーでも食べにきませんか」って。)
テッド : Would you like a cookie? (クッキー食べます?)
アーガー : I would, but I have work to do. Where’s your water main shut off valve?
(ええ、でも仕事がありますから。メインの止水バルブはどこですか?)
ドアマン : Um, downstairs. Take him, Hundley. (下の階です。ハンドリー案内してあげて。)
アーガー : Hey, George, you can watch if you’re curious. These pipes lead to all the rooms in the building. Some bring the water in, and some drain it out. This main valve controls the water for the whole place. There. Now everyone’s water is off until I turn it back on. It’s like having a super power.
(ジョージ、興味があるなら見ていいよ。これらのパイプは建物内の全ての部屋に通じているんだよ。部屋に送るものもあれば、排水するのもある。メインバルブが全体への水量を制御するんだ。ほら、これでもう一度戻すまでは、みんなの水は止まるんだ。スーパーパワーを持った感じだね。)
アーガー : This break up clogs. Nothing there. Clogs can be evasive and mysterious foes. The plunger squishes water down the pipe to help push away the trouble. Ah! There! I’ve made contact! Clog located!
(これが詰まったものを壊すんだ。ここには何もないな。詰まったものってのはどこにあるか分からなくて不思議な敵だね。ラバーカップは水を押しつぶして問題を押しのけてくれるんだ。ここだ!さわったぞ!詰まったものの場所が分かった!)
テッド : Where’d that come from? If it went down the drain here, how’d it get in the kitchen?
(これはどこから来たんだろう?ここの排水管から落ちたとしたらどうしてキッチンまで行ったんだろう?)
アーガー : Ah, based on the evidence, I’d deduce Young George drained the tub after a bath. The water current carried his toys down the drain, through the pipe, to the kitchen where the snake got tangled and stuck. Unable to pass the clog, water filled the pipe and came back up your drains.
(証拠から見ると、こう推測するね。ジョージがお風呂の後におもちゃを流した。水流がおもちゃを排水管に流して、パイプを通って、キッチンへ、そこでヘビが絡まって詰まった。水が詰まったものを通れずにパイプにいっぱいになり、排水管に逆流した。)
アーガー : Here’s your problem. Those aren’t tub toys. Can’t you buy the poor guy a boat? A nice rubber duck?
(これが問題だよ。これらはお風呂のおもちゃじゃないよ。ボートを買ってあげられないかい?ビニール製のアヒルとか?)
ナレーター : Mr.Auger reconnected the pipes, then had one last thing to do.
(アーガーさんはパイプをつなぎ直しました、そして最後にやるべきことがあります。)
アーガー : Would you like to open the main and allow everyone to have water again? No, open it. Lefty loosey.
(メインバルブを開けてみんながまた水を使えるようにしてみたい?違うよ、開けるんだ。左で緩める。)
ナレーター : Hundley wasn’t sure George should be taught things like this.
(ハンドリーはジョージがこういうことを教わっていいのか分かりませんでした。)
テッド : George, would you like a boat or a nice ducky? I’ll go first thing tomorrow. You’ll clean up so I can go buy toys now? Remember how to use the dishwasher? First, scrape the food off the...
(ジョージ、ボートかアヒルかどっちがいい?明日の朝一番に行くね。洗い物をしてくれるから今おもちゃを買いに行ける?食洗器の使い方は覚えてる?最初に食べ物をこすり落として...)
ナレーター : George, being a good little monkey, did just as he promised. Water was backing up out of the dishwasher this time! Why? Mr.Auger must have missed a clog! It was a good thing George had watched him closely. Righty tighty shuts off the water.
(ジョージは良い子ザルですから約束した通りにしました。今度は水が食洗器から逆流してきました。なぜでしょう?アーガーさんは詰まったものを残してしまったに違いありません!ジョージは近くで彼を見ていてよかったです。右で閉める、水を止めます。)
※ It was a good thing~ : ~でよかった
ナレーター : He did everything Mr.Auger had done but didn’t find a clog. If the last clog moved to the kitchen, maybe this clog had moved downstairs. This was too big a job for one monkey. He’d better go get the Man with the Yellow Hat from the store.
(ジョージはアーガーさんがしたこと全部をしましたが、詰まったものを見つけることができませんでした。前の詰まったものはキッチンまで行ったということは、今回は下の階まで行ったかもしれません。これは一匹のサルには大きすぎる仕事です。お店に行って黄色い帽子のおじさんを連れてこなくてはいけません。)
ナレーター : Being a good plumber, George reopened the water main so everyone would have water. Being a monkey, he forgot he’d opened the taps in the apartment. Hundley was relieved. With George gone, nothing sloppy could happen.Pipes should always be properly tightened.
(良い配管工としてジョージは水道管を再び開けました、そしてみんなが水を使えるようになりました。おさるさんとして彼は部屋の蛇口を空けたことを忘れていました。ハンドリーは安心していました。ジョージがいなくなっておかしなことは起きないでしょう。水道管は常にしっかりと締められていなくてはいけません。)
テッド : George, when you came to the store and wanted me to come home. Did it have anything to do with the water pouring off our balcony? Did you call the plumber yet?
(ジョージ、私を店まで呼びに来たのは、バルコニーから水があふれ出ていることと関係があるかい?もう水道業者に電話しましたか?)
※ yetは「今この時」を強調する語です。
ドアマン : Is something wrong? I was on the roof feeding the pigeons. Holy hinges. Handley!
(何かあったんですか?屋上でハトにえさをやっていたんです。なんてことだ。ハンドリー!)
アーガー : Oh boy. Found your clog. You can’t dump food in the dishwasher. And from now on, leave plumbing to the experts. That would be me.
(おやおや。詰まりモノを見つけたよ。食洗器には食べ物は捨てられないんだよ。これからは配管作業はプロにまかせてね。僕にね。)
ナレーター : His plumbing days over, George enjoyed a nice, hot bath with his new tub toy... guaranteed never to slip down the drain.
(配管作業の1日は終わり、ジョージは新しいおもちゃでお風呂を楽しみました... 決して排水管に流れていかないものです。)
※ 日本語の訳はDVDの字幕を参考にしていますが、より英語本来のイメージが伝わるように自分なりに訳したものです。そのためより直訳に近く、日本語として不自然な部分があると思いますがご了承ください。
<ラナ英会話10コースを受講した生徒インタビュー>
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