ブログの「スクリプト・おさるのジョージ」 内にシーズン2の第1話から順番にスクリプトをアップしています!
シーズン2は全部で40話ありますが、1週間に1本くらいのペースでアップできればと思っています。
2:30~の、ニョッキの可愛さを使って建物に侵入するのがジョージの賢いところですね。
シーズン2 第15話 Free Hundley オリをやぶれ
青字はYouTube内に出てくるセリフです
ナレーター : George had finally found a game Hundley would play with him.
(ジョージはやっとハンドリーと一緒に遊べるゲームを見つけました。)
ドアマン : Hundley, it’s nice to see you having fun with your friend George.
(ハンドリー、ジョージと楽しんでいるようでよかったよ。)
ナレーター : Except Hundley wasn’t playing. He was trying to protect the dignity of his doorway. A job made all the harder by the start of flea season.
(ただハンドリーは遊んでいるのではありません。彼はロビーの威厳さを守ろうとしていたのです。ノミが発生する季節になると全てが大変です。)
ドアマン : Uh-oh. First flee of the season. I’m gonna buy flea soap right now. You watch the door, Hundley.
(あぁ、季節初のノミだね。すぐにノミのシャンプーを買ってくるよ。ドアを見守っていてね、ハンドリー)
女性 : Hello, George. Bye, Hundley. (こんにちはジョージ、じゃあねハンドリー)
ナレーター : Hundley could finally reach that itchy spot, which felt great, until he saw that he was out of uniform. This was completely undignified! He had to find his collar.
(ハンドリーはやっとかゆい場所に届きました、いい気持ちです、ユニフォームがないことに気づくまでは。これでは全く威厳がありません!首輪を見つけなくてはいけません。)
グエン : Are you trying to drink that dirty water? Oh, how sad! No collar. Oh, you have no home. You can relax now. I’ll get you clean water and a loving home.
(そんな汚れた水を飲もうとしているの?かわいそうに!首輪もないわ。家もないのね。落ち着いて。きれいな水とすてきな家をあげるわね。)
女性 : Here you go. (はい、どうぞ。)
ナレーター : There was no Hundley. He’d never left his post before. Who was that lady and where was she talking Hundley?
(ハンドリーがいません。彼がいままでに仕事場を離れてしまったことはありません。あの女性は誰で、ハンドリーをどこに連れていくのでしょうか?)
グエン : Sisley? I found another poor stray whose life we can enrich.
(シスリー、助けてあげることのできるかわいそうなのら犬を見つけたわ。)
ナレーター : Hundley couldn’t understand why this nice lady would bring him to such a terrible looking place.
(ハンドリーはなぜこの優しそうな女性が彼をこんな恐ろしい場所に連れてきたのかわかりませんでした。)
シスリー : Oh, what a handsome guy you are. And you look so dignified.
(なんてハンサムな子かしら。そしてとても威厳があるわ。)
ナレーター : Well, maybe it wasn’t all bad. This one had excellent taste.
(全部ダメというわけではないようです。この人はセンスがいいです。)
グエン : Don’t you worry. We’ll find you a new home full of everything you’ve ever wanted.
(心配しないで。あなたが望んでいるもの全てがある家を見つけてあげましょう。)
ナレーター : What Hundley wanted was to get out of here and go home to his lobby. Hundley was never so happy to see George. It was pretty obvious he wanted to go home.
(ハンドリーが望んでいるのは、ここを出てロビーに帰ることです。ハンドリーはジョージに会ってこんなに喜んだことはありません。彼が家に帰りたがっているのは明らかでした。)
シスリー : Dachshund found on N Avenue... (N通りで見つけたダックスフンド、と。)
グエン : Sisley. How long have we had a monkey here? (シスリーいつからここでさるを保護しているの?)
シスリー : A what? There’s no monkey in here. Excuse me. Please do not shake up that nice dog.
(え、何?ここにさるはいないわ。ごめんね。その犬を揺らして驚かせないでもらえる?)
グエン : We found a stray monkey! And so cute! We could find him a new home easily.
(迷子のさるだわ。とってもかわいい!彼には新しい家が簡単に見つかりそうね。)
シスリー : We have an open cage right here. (ここに空いている檻があるわ。)
グエン : Too bad. I like monkeys. (残念ね。さるは好きなのに。)
シスリー : Let’s get back to finding nice home for that dachshund right away.
(ダックスフンドにすてきな家を見つける作業に戻りましょう。)
ナレーター : George didn’t know where the Doorman or the Man with the Yellow Hat were. He’d have to free Hundley himself before it was too late. First, he’d need someone who could distract the women. Second, he needed someone who could open that cage!
(ジョージはドアマンと黄色い帽子のおじさんがどこにいるのか分かりませんでした。手遅れになる前にハンドリーを解放しなくてはいけません。第一に女性たちの気をそらすものが必要です。第二に檻を開けることのできるものが必要です。)
ナレーター : If anyone could open that cage, it was Charkie, the dog escape artist. Next, he had to explain his Hundley Escape Plan to his team of experts. He showed them where the cages were, and which one had Hundley in it.
(もしあの檻を開けることのできるものがいたとしたら、それはチャーキーです、逃走の達人です。次にハンドリー解放計画をチームのみんなに説明しなくてはいけませんでした。彼らにどこに檻があり、どれにハンドリーがいるかを説明しました。)
グエン : You liked the flea bath, huh? You were an itchy fella.
(ノミとりのお風呂は気に入った?痒かったからね。)
ナレーター : Phase one. The Distracter! (第一関門。気をそらせる。)
シスリー : I’m coming. I’m coming. Who is it... Oh. Gwen, you got to come see this.
(いま行きます、いま行きます。誰ですか...グエン、こっちに来てこれを見て。)
グエン : What? Oh, how sweet! (何?なんてかわいいのかしら!)
※ sweetはもちろん「甘い」という意味もありますが、中心のイメージには「甘さからくる心地よさ」があります。その結果「優しい」や「可愛らしい」といった意味にもつながります。またネイティブは「すごい、いいね」というときにも使いますね。例えばギターの演奏などを聞いているときに "Sweet!"と言ったりもしますね。
シスリー : Oh, look at this. I’m gonna eat you up. (見て。食べてしまいたいくらい。)
グエン : Well, don’t you think that’s the cutest thing you’ve ever seen?
(今までで一番かわいいネコだと思わない?)
シスリー : You are too cute. (とてもかわいいわ。)
ナレーター : Phase two. The Escape Artist! At least Phase One worked.
(第二関門。逃走の達人。少なくとも第一関門は上手くいきました。)
グエン : Who was that? (誰かしら?)
シスリー : We’d better check the cages. There’s no one missing.
(檻を確認した方がいいわね。何も逃げてないわ。)
※ We’d better = we had better : ~した方がいいね。反対に "you had better" は「~しないとまずいよ、~した方がいいんじゃない」という感じで「~しないと良くないよ」といったきつい言い方になるので、実際に使う時には注意が必要ですね。
ナレーター : Now Gnocchi was getting locked up, and George couldn’t open the cages! Or maybe he could.
(ニョッキは閉じ込められています、そしてジョージは檻を開けることはできません。もしかしたらできるかも。)
グエン : Shush. Please. Thank you. (お願い、静かにして。ありがとう。)
ナレーター : If he squeezed this, it moved those things and unlocked the door! Was he forgetting something, like the sliding bar across the top? He was so sure it slid out. Maybe he pushed when he should’ve pulled. George hadn’t figured out Phase Three. How to get out unseen.
(これを強く握ると、それらが動いてドアのカギを開けることができます。なにか忘れているのでしょうか?上部にかかる棒とか?それが横にずれて外れることは確実でした。もしかしたら引くべき時に押していたのかもしれません。ジョージは第三関門をどうしたらいいか分かりませんでした。どうやって見られずに外に出るか。)
シスリー : Would you please go see what’s upsetting them? (何が彼らを騒がせているのか見てきて。)
※ upset には辞書だと「気を転倒させる、怒る、ろうばいさせる、体調を狂わせる、心配させる、心配する」などたくさんの意味があって覚えきれないと思います。そこで大事な1つのイメージを覚えるようにしましょう。それは「心の中がひっくり返って落ち着いていない状態」というイメージです。upset というのは特定の「感情」ではなく「心の状態」なんですね。
なので「心の中がひっくり返って落ち着いていない状態」が文脈によって怒り、不安、不幸、失望、心配、焦りなど様々なネガティブな日本語の表現につながります。
グエン : Oh, it’s just the cleaning lady. (清掃の女性よ。)
シスリー : Oh, the cleaning lady? Stop her please, I got to pay her.
(清掃の女性?彼女を呼び止めて、支払いをしないと。)
グエン : Too late, she’s gone. (遅いわよ、彼女は行ってしまったわ。)
ナレーター : There was one step left to complete George’s plan. And now that Hundley felt dignified again. George could get back to his game. And Hundley could get back to degending his lobby’s dignity.
(ジョージの計画を終わりにするにはあと1ステップありました。これでハンドリーに威厳が戻りました。ジョージはゲームに戻ることができました。そしてハンドリーはロビーの威厳を守る仕事に戻ることができました。)
※ 日本語の訳はDVDの字幕を参考にしていますが、より英語本来のイメージが伝わるように自分なりに訳したものです。そのためより直訳に近く、日本語として不自然な部分があると思いますがご了承ください。
<ラナ英会話10コースを受講した生徒インタビュー>
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