おさるのジョージ 第1話(シーズン2) Up Up and Away とんでとんで

 

クイントさんが言っている、「Ahoy」は船乗りが「おーい」と仲間に呼びかけるときの掛け声ですね。年配の方が使うイメージがありますが若い人でも、海賊のまねをするときには使えるようです(笑)

 

普段は人間の言葉をほぼ100%理解して、人間の子供のようにふるまうジョージですが、今回はパニックになるビルに対して怖いほど冷静です。やはり高いところに対する恐怖心がほとんどないからでしょうか?ビルがジョージのことを「city boy」と呼ぶのも面白いですね。

 

 

シーズン2 第1話

 

ビル : Mrs.Renkins? We may have a rules violation here! (レンキンスさん、ルールを破ってしまったかも)

 

レンキンス : Oh, my gosh! We gotta follow ‘em! (あー、なんてこと。彼らを追わないと!) ※①

 

テッド : Oh, boy.   (なんてことだ)

 

ナレーター : George could see his house from up here. (ジョージは上から自分の家を見れました)

 

ビル : No need to panic, George. There’s a proper method for getting a balloon back down on the ground. 

(ジョージ、焦る必要はないよ。気球を地面に降ろす正しい方法があるんだ)

 

テッド : I’m coming, George! Why’d you stop? (ジョージいま行くぞ。どうして止まったの?)

 

レンキンス : Cuz this is a truck, not a duck. (だってこれはトラックだから、アヒルじゃなくて)

 

テッド : Row, Mr.Quint! Row like the wind! (漕いで!風のように速く!)

 

クイント : But I have a motor. (でもモーター付きだよ)

 

テッド : Then you motor like the wind, I’ll row. (じゃあ風のように速くモーターで進んで!私が漕ぎます)

 

ナレーター : It sounded like Bill wanted to go back home. This sure looked like a steering wheel… so George decided to steer them home.

(ビルは家に帰りたがっているようにきこえました。これは完全にハンドルのように見えます。そこでジョージは家に帰るように操縦しようとしました)

 

ビル : Oh, no. It’s going higher! George, that increase the flame! Heating the air makes us go up higher! George, right now the important thing is stopping this balloon!

(ああ、上に上がっていくよ。それだと炎が大きくなるんだ!空気を温めると僕たちは上に上がっていく。今大事なことはこの気球を止めることだよ)

 

ナレーター : Maybe those sandbags were balloon’s anchors.

(もしかしたらそれらのサンドバッグは気球の錨かもしれません)

 

テッド : Okay, they’re just ahead. Easy… Let’s try again. Got it.

(よし、彼らはすぐ目の前だ。落ち着いて...もう一度やってみよう。捕まえた)

 

保安官: Well, good luck then! (じゃあ頑張って!)

 

テッド : I’ve got you, George! (ジョージ、捕まえたよ!)

 

ビル : That’s not a safe and approved manner to ride a balloon.

(それは安全じゃないし、正しい気球の乗り方じゃないよ)

 

テッド : I know, Bill, I know. Now don’t worry, I’m going to help you… Oof! Ow.

(分かっているよ、ビル。もう心配しないで。助けに行くよ)

 

ビル : This is what happens if you don’t follow the rules. The wind’s getting stronger! You can tell from that flag down there. It could be worse. At least the wind’s not blowing us towards the ocean. Oh, no. the wind changed. It’s blowing  toward the sea. You know what that means?

(ルールを守らないとこうなるんだ。風が強くなってきた!下の旗を見ると分かるよ。でもまだ大丈夫。少なくとも風は僕らを海の方へは進めていないし。ああ、風向きが変わった。海に向かって風が吹いている。どういうことか分かる?)

 

Hey! Pull that cord. It will open the vent and he can fly out top. We’re dropping. The vent! It lets hot air out! So that’s how you make a balloon go down. George you saved us! 

(ねぇ、そのコードを引っ張って。それで通気口が空いて彼は外へ飛んでいけるよ。下がってる。通気口だ!そこから暖かい空気を外へ逃がすんだ。それで気球が下に下がる。ジョージ君が助けてくれたんだ!)

 

Oh no. The wind’s picking up. We’re gonna land in the ocean!

(あぁ、どうしよう。風が強くなってきた。海の上に落ちちゃうよ。)

 

テッド : I’ve got you, George! (ジョージ、捕まえたぞ!)

 

ビル : I was a little worried, but there’s a proper way to worry without panicking. My camera! Aw, I forgot to take pictures!

(少し心配したよ。でもパニックにならないで正しく悩むという方法があるんだ。僕のカメラ、あー、写真を撮るのを忘れていたよ)

 

テッド : That’s a great one! (いい写真だね)

 

ビル : George, you took the pictures for me! If I didn’t and you didn’t, how?

(僕のために写真を撮ってくれたんだね。僕が撮ってなくて、きみも撮ってないとしたら、一体どうやって?)

 

 

※① " Oh, my gosh!""Oh, my God!"と同じで驚き、感動、落胆などを表現します。ただクリスチャンの中にはGod という言葉をむやみに使うべきではない、という考えがあるため代わりに gosh という単語が使われています。"Oh, my God!"と言ってはいけないわけではありませんが、私たちが使う場合は" Oh, my gosh!"の方が安心ですね。

 

たしかに最近は日本語でも「神~!」という表現が使われることがありますが、まだちょっとなじめない感じがあります。「神様多すぎないか?」と思ってしまうんですよね(笑)

 

 

them がここでは ‘em の表記になっています。themはそのままの綴りでも発音は「əm」になることがあります。ネイティブにとっても th の音をしっかりと出すのは大変なときもあるのですね。 

  

 

ラナ英会話10回コースを受講し、1日で「英語の聞こえ方」が変わった生徒さんの感想です。

英検準1級 千葉大学国際教養学部合格の高校性A.Sさん

 

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 シーズン2 第1話 Up Up and Away  とんでとんで 

 

こちらは「Up Up and Away  とんでとんで 」全スクリプトです。

 

 YouTube内のセリフが全スクリプトのどの部分か確認しながら学習をすすめることができます。

シーズン2第1話から順番にアップしています。

ぜひ参考になさってください! 

ラナ英会話10回コースを受講したICU高校3年生のインタビュー音声です。

 

ICU高校ということで1日中英語を使う環境にはいたのですが、リスニングはあまり上達しなかったということです。

 

彼女の「英語の聞こえ方」どう変わったのかお聞きください!

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