※ 桐原グローバルアカデミーは2020年7月末をもってすべて閉校したということです。
https://www.kirihara.co.jp/topics_detail9/id=7567
桐原書店という母体があるからこそ早めの決断ができたということかもしれません。フィリピンの語学学校で働いている現地の先生のためにも早くコロナが落ち着いて留学事業が再開するといいのですが。
O.Sさん 女性
期間 2019年10月上旬から2週間
学校 桐原グローバルアカデミー セブシティ校 (2020年1月31日をもって閉校しプレミアム校に統合)
ーー桐原書店が運営しているフィリピンの語学学校があるなんて知りませんでした。セブには学校がたくさんありますが、どうしてここを選んだんですか?
セブに留学する人のなかでも若い学生さんとかは、勉強以外のアクティビティも楽しみたいと思うんですよね、マリンスポーツとか。ただ私は1日中英語の勉強をしたいし、マンツーマンのレッスンを受けたかったので、真剣に勉強できる学校、ということでここを選びました。
ーーまた日本人が運営している、という点も安心できますよね。何かトラブルがあった時の対応なんかも含めて。
桐原書店が運営しているということは学校のメソッドも信頼できると思いました。私も日本にいるときに桐原書店の参考書で勉強していたので。
あと、カリキュラムもしっかりしていました。どのレッスンも「なんとなく先生と会話をする」といった感じではなく、この時間は文法を、この時間は発音を、といったようにしっかり分かれていました。
自分はツーリズムに関する仕事をしているので、ホスピタリティーを学ぶ、といったレッスンを自由に選択することもできました。他にもリスニング、リーディングのレッスンといったように、カリキュラムはとてもしっかりしていました。
ーーレッスンは1日何コマ受けていました?
1日8コマでした。さらに私の場合は土日も追加でレッスンを入れていました。
それを2週間休みなしでしたね。
ーー1日8コマを休みなしで2週間ぶっ通しは大変だったんじゃないですか?(笑)
うーん、私は集中力も途切れなかったし、最後まで疲れた、って感じはなかったですね。
レッスンが楽しかった、ということもあると思います。
ーー桐原グローバルアカデミーのセブシティ校ではレッスンはどこで行われていたんですか?
桐原の学校はホテル滞在型だったんですけど教室は上の階にありました。
ーー教室が同じホテルの中にあるのはいいですね。教室がホテルから少し歩いたところにある学校もよくありますが、そうすると雨の日とかけっこう大変だったりするんですよね。
ただセブシティ校は学校の周りの環境は汚いっていうか、あまり良くはなかったです。もう一つのプレミアム校はもっと綺麗なホテルで近くにもモールがあったりするんですが。
――宿泊施設、ホテルの環境はどうでしたか?部屋が汚いとかシャワーのお湯がでないとか大変だったことはありませんでしたか?
お湯は出なくはなかったですけど… 2週間だから我慢できた、っていうレベルですね。私は夫と一緒に来ていたので精神的にまだ楽でした。女性で1人で来ていた方もいましたけど、1人だったらどうかなぁ、という感じですね。
ーー食事はどうでした?
食事は学校で用意してくれるのは朝食だけで、ホテルでパンとベーコンとか目玉焼き、あとコーヒーが1杯用意されているだけでした。
ーー朝食だけしか用意してくれない学校なんですね。僕が行っていたストーリーシェアとEBという学校は朝昼晩と3食学校が用意してくれていました。昼食と夕食はどうしていました?
外のカフェやレストランに行っていました。コンビニで何か買ってホテルの部屋で食べてもいいんですけど、やはり気分転換にならないので。
ーー2週間レッスンを受けてみて、自分ではどのような変化がありましたか?あるいは思っていたよりも伸びなかった点などはありました?
留学中はとにかくセンテンスでなくて単語でもいいのでとにかく口から出して言ってみる、ということを考えていました。間違えてもいいから話そう、という気持ちになれた、というのは収穫だったと思います。
ただ仕事でアメリカやオーストラリアに行くとやはりまだネイティブ話すスピードについていけない部分がありますね。その点でフィリピンへの留学がよかったのかどうか、というのはまだ分からないところです。
ーーこれからフィリピン留学をしようとしている人たちに何かアドバイスなどはありますか?こんな勉強をしてからフィリピンに行ったほうがいいよ、とか。
英語の知識がゼロの状態でフィリピンへ行くと先生の言っていることも全く分からないので萎縮してしまうと思うんですよね。それだとせっかくのマンツーマンレッスンも楽しめないし、もったいないと思うんです。
先生とのレッスンを楽しもう、という気持ちにならないとモチベーションが保てないと思うので、自分のためにもある程度基本的なことは日本で勉強していった方が留学を楽しめると思います。
ーーありがとうございました。
O.Sさんはお仕事でも英語を使う必要があり、「英語をなんとかしなくてはいけない」という強い気持ちがあったので、ハードなスケジュールでも2週間頑張れたのだと思います。「間違えてもいいからとにかく英語を話そう」という気持ちになれるのもフィリピン留学のよいところだと思います。
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