文法・発音講座受講者の声

Iさん アメリカへ3年の留学経験あり

 

ーーIさんには「英語を英語のまま理解するための文法講座」も受講していただきましたがいかがでしたか?

 

今までは「英語を英語のまま理解する」っていうことがよく分からなかったんですね。「英語脳で考える」みたいなことを聞いたことはあるんですけど、どういう状態なんだろうって。どうしたら英語で考えられるんだろう、という事はずっと思ってました。

 

ーー「英語脳で考える」なんていうのはよく言われることですよね。ただどうしたら「英語脳」ができるのか?というとあまり具体的な方法って提示されてない気がするんですね。私の講座ではそのために「動詞と前置詞を正しくイメージする」ということをお伝えしました。扱った単語は動詞の「get」や前置詞の「in」「as」など基本的なものばかりでしたが、どのようなことを感じました?

 

今までの自分の英語の考え方は受験英語がベースになっているので、英文を後ろから訳していく方法だったんですね。ただそうした場合には英語と日本語の間にズレのようなものがあって…そのズレがあるということが分かりました。

 

ーーこれまでの勉強方法だと、単語や熟語の意味を覚えるのが大変だったと思うんですよね。1個の英単語にもたくさんの日本語の意味があったりして。そういったのもたくさん覚えたほうが英語が得意になるんじゃないか、っていう。

 

そうですね。熟語もたくさん覚えなきゃいけないとかって思ってました。でもそうじゃない、ということが分かりプレッシャーがなくなりました。単語や熟語の意味を覚えなくていいと分かったので気が楽になりました。

例えば動詞の「put」だったらその唯一のイメージを覚えればいいので、もうこれからは熟語を1個ずつ覚えなくていいんだな、って解放感がありましたね。

 

ーー熟語を暗記する必要がない、というのは大きいと思いますね。ただ熟語に関して言うと、暗記する必要はないんですけど正しくイメージできると楽に暗記することができると思います。今まではどうして「put off」が「延期する」という意味になるのかよく分からずに覚えていたと思うんです。よく分からないけど、まぁそう意味なんだな、と。これが動詞putと前置詞offのイメージを正しく理解できると、どうして「延期する」という日本語訳がでてくるのか納得できるようになりますよね。納得できると暗記もしやすいっていう。

 

1番面白かったのは前置詞「as」の使い方ですね。

 

ーー面白かった、というのはどんなところですか?

 

英文を日本語に訳すように後ろから理解していくのではなくて、前から聞きながらイメージする、ということが初めてできました。いままでは最後まで聞いたり読まないと意味が分からない、と思っていたんですね。日本語の訳がないと意味がつかめない、くらいの感じだったんです。それがこのレッスンで教えてもらった方法だと、聞いたその場から理解できるようになったんです。動詞の「get」や「put」も理解はできたんですけど、私の場合は「as」の説明を聞いたときに、「あっ!」って思えましたね。

 

ーー英語を英語のまま理解できるようになった瞬間かもしれませんね。

 

これまでも「英語を読んでイメージしなさい」とは言われていたんですけど、それがどういうことか今までは全然理解できなかったんですね。1度日本語に訳して、それでイメージしたつもりでいました。そうではなくて、自分で英語を読みながら、そのまま英文の言ってることが分かるようになったんですね。これが、「英語を英語のまま理解する」ってことか、っていう。その本質をとらえた瞬間でした。「英語を英語のまま理解する」、という体験が初めてできた瞬間でしたね。あれは貴重な体験でした。

 

ーーあと発音のレッスンも受けてもらいました。Iさんは3年アメリカにいたので海外生活を通して発音の重要性を感じていたと思います。自分なりに発音方法を考えたり練習したりすることもあったと思うんですが、私の発音のレッスンを受けていただいていかがでしたか?

 

これまでもネイティブの発音をまねようとはしていたんですけど、根本的な舌の位置の違いを理解していなかったのでどうしても日本人っぽい発音だったんですね。そしてネイティブのように発音するコツが「〇〇するだけ」、ということは今まで聞いたことがありませんでした。

先生の教え方は今まで習ってきたことの真逆なんで面白いです。普通の発音のレッスンは鏡を見て口の形や舌の位置を確認して、とかだと思うんですけど、先生は「頑張らないで〇〇するだけでいいんです」っていう(笑)。普通はとにかく頑張れ、じゃないですか。頑張って発音練習すればネイティブのように話せるよ、と。普通はそう教えられていると思うんですけど。

 

ーーたしかに一般的な英語の教え方とは違うかもしれませんね。普通は「口や舌を普段より大きくダイナミックに動かして発音しましょう」とか、文法においても「熟語の意味をしっかり覚えましょう」とか、リスニングでも「しっかり内容を聞き取りましょう」とかですもんね。私が言っていることとは正反対のことばかりですね(笑)

 

多くの人が中学、高校から英語の勉強をずっと頑張っていて、それなのにどうしても目標としているところにたどり着けない、っていうことがあると思うんですよね。そういうときに先生の教え方が響きます(笑)。私も英語の勉強はけっこう一生懸命頑張っていたのに、「なんでできるようにならないんだろう?」っていう思いはずっとあって。

 

それがこのラナ英会話のレッスンを受けて、なんとかなるんじゃないかと思えてきました。また英語を勉強をするのが、面白いという気持ちになれました。