ーーSさんは以前に茅ヶ崎式英語会に通っていたこともあるということですので、まずそのときのことを伺いたいと思います。時期と期間はどのくらいでしたか?
もう20年くらい前ですね、在籍していたのは3年ですが、定期的にしっかり通っていたのは1年くらいでした。
――茅ヶ崎式の英語教室に通うにあたって期待していたのはどのようなことでしたか?
使っている教材自体が時事英語、ニュースの英語なので、そういった海外の生の情報をそのまま英語で聞き取れるようにしたい、というのがありました。ニュース自体も知識として勉強したいという気持ちもありました。
ーー僕の茅ヶ崎式のイメージというのはニュースの英語を扱っている、くらいしか分からないんですけど実際のレッスンはどのような感じですか?時間とか人数とかは?
吉祥寺の教室は生徒は多くても3人くらいで授業時間は60分くらいだったと思います。
ーー具体的に一回のレッスンではどんなことをやるんですか?
1回の分量はそんなに多くはなくてテキストの見開き2ページ分くらいを使っていました。まずニュースの音声を最後まで聞いてから、後は聞き取れるまで何回もディクテーションを繰り返す、といった感じでしたね。
ーーまずはテキストの文字を見ないで、音声だけでレッスンを進めていく感じなんですね。
ディクテーションは僕もやったことがあるんですけど、大変じゃなかったですか(笑)?
大変でした。生徒が例えば3人いたら、それぞれのレベルも違うのでそういったなかで何度も同じところを繰り返して聞いたりしていました。それで何度聞いても「この前置詞が抜けちゃったな」とか、そんな繰り返しでした。
ーーディクテーションはしっかりやると本当に時間のかかる練習ですよね。たった一行だけに何十分もかかったりして。
ただ、何度繰り返しても聞き取れない部分というのは、そもそもその単語 (haveやofなど基本的なもの) の音を正しく理解できていない場合が多いと思うんです。その状態でディクテーションをするというのは結構大変だったかもしれないですね(笑)。
本当にそうなんです(笑)
ーー茅ヶ崎式の教室に通ってみて、その効果はいかがでした?
集中して通っていた時は確かにニュースが耳に入るようにはなりました。よく使われる単語がだんだん記憶して耳に残ってくるのでニュースの用語を覚える、という意味ではよかったです。
日常生活では使わなくても、ニュースによく使われる単語を覚えることによって聞きやすさは変わってくるなと思いました。政治の役職名や機関の名前とかですね。
ーーそういった状態から私のラナ英会話のレッスンを受けてもらったわけですがまずTOEICのパート1を使った練習①の効果はいかがでした?
英語独特のリズムを自分の中に落とし込むというか、そういったことが大事なんだなと思いました。確かにネイティブはこのリズムで喋っているなぁ、と思いましたね。
ーーその後に文法講座として、英語を英語のまま理解するための「動詞と前置詞の理解」についてレッスンをしましたがそちらはいかがだったでしょうか?
これまでは英語を後ろから日本語に訳していたんですけど、そうではなくて前置詞のイメージを理解していれば文章の先が分かってくるというか、そういった後ろから戻らない理解の方法があるんだ、ということが分かりました。
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